ガロアの

galois is

消費した人を救うような作品が好き

 

歌に限定すると、JUJUのやさしさで溢れるようにとか、AIの「story」とか、といえばわかってくれる人も多いかもしれない

 

上二曲は、基本的に誰が聴いても自分に当てはめて考えられるような、ある意味あからさまな救済曲である
”救済曲”というフレーズ、聞いたこともなければ使ったこともなかったがいやに合致する気がするな)
またSMAP「世界で一つだけの花」なんかも似たテイストの楽曲だが、”あからさまな救済”とは少し違う気がする

 

人が歌を聴く場面といえばいろいろあるだろうが、一人イヤホンなりヘッドホンなりをつけて他人に隔絶された環境で聴く時といえば、作業の片手間にか、曲自体に酔いたい時だろう
後者の酔いたい時は、基本孤独に聴いている自分に寄り添ってくれるような曲を選ぶと思う
わたしは一人の時にテンションがブチ上がるような曲はあまり聴かない 酒が入っているときは別だが
そういう時に、マイナスもしくはゼロの環境に置かれた自分を拾い上げてくれる、救ってくれる曲を聴くとやけに酔える 酒にも曲にも
はじめにあげた二曲が人をそういう意味で酔わす為に作られたのかは知らないが、少なくともわたしは救う目的で作られたのだろうなあと邪推するので、そういうあざとい曲が大好きなのである

 

わたしもそういうあからさまにあざとい作品を作ってみたいなあ、と思っている

 

歌詞のある曲が苦手だ

 

「歌」を聴くのが得意ではない

 

作業中、あるアーティストに限定して作業BGMを用意しているひとはよくいる
わたしも好きなアーティストでくくると椎名林檎aikoが思い浮かぶ メンヘラではないです
でも、作業をしているときに聴くかというとそういうことはない
そも、作業中に人の声が入っている曲を聴くことはほとんどない それなら無音の方がいい
うたを考えるときはもちろん、仕事中や趣味で絵を描いているときはせいぜいアマゾンプライムミュージックのインストゥルメンタルの項から適当にプレイリストを探して流している

明確なジャンルとして挙げるなら、アンビエントという音楽ジャンルが肌に合う

 

人が歌っているというか、意味がありすぎる曲を聴きながら何か別の作業をするって難しくないですか?
ぶっちゃけなにを言っているかわからない洋楽でも及び腰ってしまう(及び腰ってしまう?)
絵を描いているとしたら絶対曲の雰囲気にテイストが寄ってしまうし、何より集中ができない
椎名林檎なんか聴きながら構想ゼロの状態から絵を描いたりなんかしたらもう、「生きてゐることも忘れたいのよ」とか言いたげなキャラクターの絵にしかならない(「神様、仏様」はとても素晴らしい曲です)

 

そんなこんなで今日は有名J-POPのピアノカバープレイリストを聴きながら仕事をしていた

有名曲は歌無しだろうと脳みそに歌詞が溢れて大変なことになるかと思いきや、記憶力がポンコツなので元の歌詞がまっったく出てこない 素晴らしいわが脳みそだ

それはそれで不安にもなるが

 

 

 

「なるほど」と言う癖

 

何かに納得した、何かを会得したわけでもないのに「なるほど」と言う癖がある

 

正確には、心の中でひとりごちる、が適切なのかもしれない
手が止まった瞬間、絵を描いている時や短歌を考えている時何にでも言えるんだが、作業をしていて一寸行き詰まった瞬間にそれを誤魔化すように脳内で「なるほど」と飲み込んでから再び手を動かしている

 

こう言うと頭のおかしなひとのようだが、ただの口癖だと思ってほしい
誰しもよく口に出すだけでなく、脳みその中ですら反芻する一定の言葉があるだろう あるんです はい
それがわたしの場合、「なるほど」なだけだ

 

書いていてもよくわからないな