ガロアの

galois is

虫の知らせ

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鍵を持ち歩く際、家の鍵やバイクの鍵、郵便受けの鍵なんかをまとめて引っ掛けるチェーンのストラップをベルトにさげている

巻き取るリールが付いていて、腰に下げたまま鍵を引っ張りだして開錠できるやつはなんとなく千切れそうで信用ならず、金属製のものしかつけていないのだが、今日自宅で千切れて鍵の束が部屋に落ちていた

 

スマートフォンや財布と同じくらい大切な鍵を吊るすものなので相当頑丈なチェーンなのだろうと思って油断していたが千切れるのか、がっかりだな

一回切れると信用を全く失う

落としたのが自宅でよかった

 

 

 

しばしば、靴ヒモが千切れたり茶碗が割れたりすると虫の知らせといったり、縁起の悪いと言ったりする 鍵のチェーンはどうなんだろう

 

実際千切れた時も金属に対するガッカリ感と、外出先で落としたのでなくてよかったという気持ちはあったものの、とくに不幸を連想するようなことはなかった

こういうのは普段から何かにつけて運命や縁起について熱心に考えて生活していなければ、瞬時に思い巡らすことはできないな

たとえば流れ星を見たときに願いをさっと言えるような用意もないし こういうのは心の準備がいるんだな

 

それでも月イチくらいは日曜礼拝にいくし、受験前には神社で手を合わせたりしたし、テレビで星座占いをやっていたらなるほどなと思って観たりする

反対にご飯に箸を突き立てることはしないし、イベントごとにおいて13や4、9を避けたりする

縁起の悪いことはなんとなく避けるから、根底の考えとしては持ってるんだろうが かといってとっさのときに神仏のことに考えが向くことはない

 

なんとなく自分の中での距離感がそんなものなのかということを思う

ストラップそのものに対する感情しかなかった

金属のリングを組み合わせたものではなく、一本のワイヤーのようなものの方が壊れにくいのかなと考えていた